 図3.産卵から4〜14日後における浮遊幼生および稚貝の淡水移行翌日の生残率の比較
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シャーレ内に約200個体を入れ、淡水に置換後20℃の恒温器内に収容し翌日生残を観察した。人工産卵から4〜10日目までは生残率は対照区より低いが、14日目では生残率が高く、対照区とほぼ同じ値を示した。数値は3区の平均値で縦棒は標準誤差を示す。
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表1.天塩川パンケ沼で20日間育成した人工種苗稚貝の平均殻長および計測個体数

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止水環境で育成した人工種苗稚貝をプランクトンネットに収容し、9月9日から29日にかけて天塩川パンケ沼に垂下して育成した。斃死した個体はみられず、平均殻長は約1.5倍に成長しており、安価な方法で育成できる可能性が示された。
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